【市販】髪の毛をセルフで全体黒染めしても失敗しない7つのコツを美容師が徹底解説【まだら】

ヘアカラーの悩み・オシャレ染め

自分で市販の黒染めしたら失敗した!って話聞いたことありませんか?セルフカラーで失敗して美容室に駆け込む方も多いです!

まだら、色ムラ、逆プリンになりやすいセルフカラーの黒染めは難易度が高い施術です。そこで美容師の目線から黒染めに失敗しないための7つのコツを徹底解説しています!

ちょっと長くなるかもしれませんが、この記事を最後まで読んでから黒染めに挑戦していただけると美容師としてとてもうれしいです!

はじめに:すでに黒染めでまだらになってしまった方&これから黒染めする方へ

本題に入る前に、すでに黒染めに失敗してしまった!という方は、下記の記事が髪色のムラやまだらを治すための記事なのでそちらをご覧下さい。


また、今回の記事はセルフカラーの黒染めを推奨するものではありません。どうしてもセルフで染めなくてはいけない方が少しでも失敗する確率を減らすためのものです。


上の記事を読んで、それでもどうしても自分で染めたい!セルフカラーの選択肢以外ない!という方のみこの先を読み進めてください。

あまり自信がない方はスプレータイプの一日だけ黒髪になるものを使った方が無難です。※万が一失敗しても当ウェブサイトは責任を負いかねます


また、ここからは、1剤と2剤を混ぜるタイプの黒染めについて説明しています。
カラー剤に付いている説明書に書いてある基本的な部分は割愛してあるので説明書を読んだ上でここから先を読み進めてください。

1.市販の黒染めの明るさの選び方

市販の黒染めは基本的に誰でも簡単にしっかりと染められるように、美容室のカラー剤よりも濃い目に処方されています
つまり言い換えると黒くなりすぎる可能性が高い商品です。


もちろん基本的にはパッケージに書いてある色味(仕上がりイメージ)でちょうど良いものを選ぶのがベストですが、ちょうどよいものが見つけられずに、少し明るめか、少し暗めかの二つの選択肢で迷った場合は少し明るめの方を選択したほうがリスクが少なくてすみます。


少し明るめを選んで染まりが悪ければ、後からもう一度色をたして暗くすることが出来ますが、暗すぎた場合は後から明るくするのにブリーチが必要な上に、ブリーチしたとしてもきれいな色が出ない可能性もあります。

2.薬剤の量が足りないとまだらになるので薬剤には余裕を持って購入する

薬剤の量が足りないと塗りムラができるのでまだらになりやすくなります。特に髪の量が多い方は念のため余分にカラー剤を購入しておきましょう。

少ないカラー剤で無理に全体を染めようとするのは失敗の元になります。

3.塗るのが遅いとまだらになりやすい

黒染めに限ったことではありませんが、カラー剤は混ぜた時からすでに反応が始まっています。

塗るのが遅いと塗り始めた部分と、最後に塗った部分で放置されている時間が違うので明るさが均一にならない可能性があります。

・カラーを塗る前にブラッシングをしておくとスムーズに塗れる

毛先の絡まりなどは時間のロスにつながります。あらかじめ豚毛のブラシやコームなどでブラッシングしておくと作業の効率が高まるのでおススメです。

また、ブラッシングで髪に着いた汚れやほこりもある程度とれるので多少染まりが良くなる効果も期待できます。

・セルフカラーする日はワックスやスプレーはつけない方が良い

ワックスやスプレーが付いた髪はとかしづらいので時間のロスになります。

また、ワックスやスプレーがベタベタに付いてしまっているとカラーの前にシャンプーをしなければいけなくなるので、頭皮への刺激を考えたうえでもやめておいた方が良いでしょう。

4.塗る順番は襟足→後頭部→頭頂部→顔周り


襟足は毛が固くて太い部分なので染まりづらい傾向があります。逆に顔周りは毛が細くて染まりやすいという特徴があります。※多少の個人差はあります。

下の図のように、襟足→後頭部→頭頂部→顔周りの順番で塗るようにすると成功しやすいのでオススメです。

黒染めを塗る順番

5.ミディアムヘアの毛先や軽いダメージヘアは染まりやすい

・ミディアムヘアの毛先や軽いダメージヘアの毛先は後から塗る

ミディアムヘアになると毛先は軽くダメージしていることがほとんどです。

なぜなら生えて来てからの年数がたっているため、摩擦やドライヤーの刺激を自然に受けてしまっているからです。

傷んでいる部分は色が暗くなりやすい


ミディアムヘアや軽いダメージヘアの方は、襟足→後頭部→頭頂部→顔周り、の順番に根元~中間部分を塗って、その後全体の毛先に薬剤を塗るように心がけてください。

①と②を同時に塗ると②が暗くなる可能性が高い

・セミロング~ロングヘアは黒染め難易度MAX!美容室へ行こう


セルフカラーで失敗しづらくカラーができる長さはショートヘア、器用な方でもミディアムヘアが限界だと思います。


セミロングやロングヘアの黒染めは難易度がものすごく高いのでご自分で染めるのはやめておいた方がよいでしょう。

ロングヘアの黒染めがどれくらい難しいかというと、『技術や経験があまり足りてない美容師さんが、たまに失敗するくらい』の難易度の高さです。※他店の失敗のお直しで見かけたりする


最低でも数年間の修行を積んでいる美容師でもたまに失敗するってかなりの難易度だと思いませんか?

ベテラン美容師の筆者ですが、ロングヘアのセルフカラーの黒染めで成功した方をほとんど見かけたことがありません!

6.ハイダメージ、ブリーチ、パーマ、縮毛矯正してる方は美容室へ!


毛先がかなり傷んでいる方や、ブリーチ、パーマ、縮毛矯正、などの薬剤を使う施術を以前されている方には市販の黒染めは向いていません。
ほぼ100%の確率で失敗します。

そのような方の毛先の内部は乾いたスポンジのような状態になっています。

毛先の乾燥が原因で、カラー剤を過剰に吸収してしまい、毛先だけが極端に黒くなりやすいのでそのような方は美容室で染めてもらった方が失敗が少なくて済みます。


また、「縮毛矯正(やパーマ、ブリーチなど)してから何ヶ月もたってるから大丈夫でしょ?」と思っていても毛先に以前の施術が残っていることが多々あります。

期間はあまり関係なく、状態次第で染まり具合が変わるということを覚えておいてください。

7.薬剤の説明書通りに時間を置かないと染まりがまだらになる


薬剤の放置時間は非常に重要です。説明書通りの時間を放置しないとちゃんと染まらないので注意して下さい。

また、放置時間は商品によって異なります。基本通り説明書を読むことがセルフカラー成功の秘訣です!

また、セルフカラーの失敗で逆プリンになっている方をよく見かけます。

万が一この記事を読んでカラーしても逆プリンになってしまったら下の記事を参考にしてみてください。