ワクワクしながら美容室にパーマをかけに行ったら、まさかのお断り!?
ショックですよね?
でも美容師さんはパーマをかけたくない訳ではないんです!本当はかけてあげたいけど無理なんです、、、
その理由を、
・髪の毛のコンディションが原因でパーマがかけられない、4つの代表的なコンディション
・髪質的に向いていない、2種類の髪質
・美容室に対応出来るツールが無い、2つのパターン
に分けて、徹底的に解説します!
コンディションが原因でパーマが出来ない4つのパターン
パーマをかけると危険な状態の髪に、無理にかけると、ひどい傷みにつながることがあります。
パサパサ、ゴワゴワならまだ良い方です。ダメージが限界を越えた場合は、ビビリ毛、ポーラスヘアなどと呼ばれる、「チリチリ」の状態になります。
チリチリになった毛先を元に戻すことは不可能(多少良く見せることは可能)なのでカットするしかない状態になります。
1・ブリーチ毛にパーマは出来ない?
基本的にブリーチをしている髪にはコールドパーマ(普通のパーマ)もデジタルパーマもかけられません。
まれに、ブリーチをした髪でも、パーマをかけられる髪質の方がいますが、ほとんどの方は無理にかけるとキレイなカールは出ません。
ブリーチ剤は、普通のヘアカラーとは違って脱色する力が強い分、髪も傷みやすい種類の施術です。
パーマをかける予定がある方は、ブリーチは避けた方が良いでしょう。
また、ブリーチした髪には縮毛矯正もかけられないことがほとんです。ブリーチに関しては下記の記事が詳しいので是非参考にしてみてください。
ブリーチしてもパーマをかけれることもある
近年は薬剤の種類が増えたり、技術の進化でブリーチしている髪にもパーマをかけれることもあります。
ただし、すべての美容室でブリーチ毛に対応できる薬剤をそろえている訳ではありません。また、薬剤があったとしても状態によっては断られる可能性は高いので、事前に美容師さんに確認しておくことをおすすめします。
2・ハイライト毛はパーマをかけられない?
ハイライトカラーをしている髪は、パーマを断られる場合と断られない場合の2種類のパターンがあります。
・パーマを断られる場合のハイライト
ハイライトにブリーチ剤を使用している場合はパーマを断られることがあります。
理由は、ハイライトを入れた束だけが傷んでキレイなパーマがかからず、ハイライトを入れていない部分は通常通りパーマがかかることがあり得るからです。
つまり、かかる部分とかからない部分が出てきます。
・パーマを断られない場合のハイライト
ブリーチ剤を使用していない場合のハイライトであればパーマはかけられます。
ただし、ブリーチを使っていない場合でも繰り返しハイライトを入れていてダメージが大きい場合はお断りされることもあります。
また、ハイライトについては下記の記事でも詳しく解説しているの参考にしてみて下さい。
3・縮毛矯正毛にパーマは出来ない
縮毛矯正をかけている髪には、コールドパーマ(普通のパーマ)はかけられません。
唯一デジタルパーマであれば、かけることが可能ですが、大前提として髪が健康である必要があります。
ダメージが限界を越えた状態に無理にかけるとチリチリになる危険性があります。
4・デジタルパーマ毛にパーマは要注意
デジタルパーマをかけた髪に、次回もデジタルパーマをかけることは問題ありませんが、コールドパーマをかける場合は一定の条件が揃わない限りかけられません。
・デジタルパーマ毛にコールドパーマをかけられる条件
毛先が健康で、なおかつ元々の髪質が直毛、またはゆるいくせ毛で、なおかつデジタルパーマの影響がほとんど残っていない場合であればコールドパーマをかけられる可能性があります。
ただし、その条件を満たすコンディションの方はなかなかいないので、ほとんどの場合はお断りしてしまうことになります。
また、このような場合のコンディションの見極めは美容師でも難しいので、カウンセリングの時点で「過去にデジタルパーマをかけていた」ことを美容師さんに伝えるようにしましょう。
パーマが出来ない可能性がある2種類の髪質
パーマには、向いてる髪質と向いていない髪質があります。その中で、パーマに向いていない代表的な2つの髪質を紹介します。
1・くせ毛
くせ毛の方はデジタルパーマには向いていますが、コールドパーマには向いていません。ゆるいくせ毛であればコールドパーマが可能なこともありますが、強いくせ毛になればなるほどコールドパーマは向きません。
2・極端な細毛
パーマをかけたい方の多くは細毛の方かもしれませんが、極端な細毛の方はパーマのダメージに耐えられない事があるのでおすすめできません。
パーマに耐えられる髪質かどうかは美容師さんに判断してもらいましょう。
美容室側の理由でパーマが出来ない2つの事情
一口に美容室と言っても、色んなタイプの美容室があります。ヘアデザイン、ヘアケア、ヘアカラー、美容室ごとの打ち出している得意分野や考え方がちがうので、求めるパーマに対応出来ない場合があります。
1・ダメージや髪質に対応できるパーマ液を取り扱っていない
一言でパーマ液と言っても、様々な種類のパーマ液があります。さらに、その中でもコールドパーマ用、デジタルパーマ用、コスメパーマ系、などなど細かく分けられます。
全ての髪に対応できるパーマ液を全種類扱っている美容室はないため、髪質や髪のコンディションによっては対応できない場合があります。
2・デジタルパーマを扱っていない
デジタルパーマは熱を利用してパーマをかける、髪には負担が大きいパーマの種類です。
そのため、髪の健康に徹底的にこだわるタイプの美容室では、
美容室サイドのこだわりで、あえてデジタルパーマを扱っていないサロンもあります。
また、デジタルパーマは特殊な機械を使うため、デジタルパーマの機械そのものを導入していない美容室もたくさんあります。
同様にエア・ウエーブなども美容室の考え方で取り扱っていない所があるので、予約の前に確認してください。
まとめ
美容師さんとしても、もちろん「かけられる状態であればかけてあげたい」という想いがあります。しかし、お客様が悲しむ結末が分かっていてパーマをかけるわけにもいきません。
上記の理由でパーマを断られる場合は美容師さんの優しさかもしれません。
また、ご自分の髪の状態がよくわからない、髪質的に向いているか分からないという方は、予約時に「パーマ相談」と伝えるとスムーズです。
パーマ相談でご予約される場合は、当日ではなく数日前のご予約をおすすめします。その理由は、
関連記事・美容室の予約は何日前?事前、電話予約を勧める4パターン!をご覧下さい。
パーマとカットは二つで一つなのでパーマをかける場合はカットが上手な美容師さんのほうが失敗が少なくてすみます。
カットが上手な美容師さんを見つけたい方は、
関連記事・カットで失敗しない!上手な美容師さんに共通する4つの特徴とは?も合わせてご覧下さい!
デジタルパーマをかけたら、「かかりすぎてクリクリになってしまった!」と言う方は、
関連記事・デジタルパーマの失敗「かかりすぎ!」原因と対策、すぐ出来る裏技!
デジタルパーマをかけても「ぜんぜんかってない!」と言う方は、
関連記事・デジタルパーマの失敗「かかってない!」5つの具体的解決策!
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