パーマをストレートアイロンで伸ばすのはアリ?4つの注意点とは

パーマ

パーマをかけたけど、学校で怒られた!ちょっと飽きてきちゃったから、気分を変えてストレートにしたい!

などと考えたことはありませんか?
そんな時に、パーマをストレートアイロンで真っ直ぐに伸ばしてしまうことはアリなのでしょうか?

4つの注意点を美容師的な視点から説明します。

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パーマをストレートアイロンで伸ばすのは基本的にはオススメできない

髪の痛み具合や髪質、パーマのかかり具合などによっても変わってくるので、絶対とは言えませんが、パーマをストレートアイロンで伸ばすのは基本的にはオススメできません。

なぜなら、パーマをかけた時点である程度バージンヘアよりもダメージがあるはずだからです。

ストレートアイロンは熱の力を利用してまっすぐにするため、多少なりとも髪に負担がかかります。

パーマをかけた時点で、学校の校則でパーマが禁止されている場合や、飽きてしまうことも考え、ストレートアイロンを入れても大丈夫な状態なのかどうかを美容師さんに相談して判断してもらった方が良いでしょう。

また、どうしてもアイロンを使うのであれば髪の毛への負担がなるべく少ないものを選ぶ方が良いかもしれません。

パーマをストレートアイロンで伸ばす4つの注意点

基本的にはパーマをかけた髪にストレートアイロンを入れるのはおすすめできませんが、どうしようもない場合はいくつか注意点があるので、ここから先を参考にしてみてください。

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1.髪質やパーマのかかり具合によってはパーマが取れやすくなってしまう

基本的にパーマはパーマをかける前の髪質が直毛であればあるほど、パーマが取れやすい傾向があります。

『たまに気分を変えたいけど、パーマを落としたいわけではない』という方は自分の髪質をしっかり判断してアイロンを入れた方が良いでしょう。

また、パーマのかかりが緩めであればあるほど、パーマは取れやすい傾向があるのでその辺りも計算に入れて、自分がアイロンを入れるべきなのかどうかを判断することをおすすめします。

2.ストレートアイロンの熱で部分的に傷んでしまうことがある

自分でストレートアイロンを入れる場合、アイロンを入れやすい前髪や顔周りや毛先を中心にアイロンすることが多いと思います。

頻繁にストレートアイロンを入れると、自分でアイロンを入れやすい場所ばかり髪が傷んでしまいやすくなるので気をつけましょう。

また部分的に髪が傷んでしまうと、その後のカラーなどに影響することもあります。
詳しくは下記の記事で説明しているので参考にしてみてください。

3.ストレートアイロンの温度設定に要注意

上記でも述べた通りパーマ後のストレートアイロンは髪の毛への負担が高いので、ダメージの原因につながりやすくなります。

特に、あまりに高温でアイロンを入れてしまうと、傷んでしまう上にパーマも取れやすくなってしまうので要注意です。

具体的な温度設定は、髪の毛の量などによっても異なるので確実なことは言えませんが、筆者がお客様にアドバイスする場合は150度以下に設定してくださいと説明しています。

4.パーマのかけたてはアイロンを入れない方が良い

パーマをかけてから数日間はカールが安定しておらず、ただでさえパーマが取りやすい状態だと言われています。

また、髪の毛のPHもアルカリ性に傾いている可能性が高いので、その状態でストレートアイロンを入れると思った以上にダメージが進行してしまう可能性があります。

美容師さんによっても意見が多少異なるとは思いますが、筆者は個人的に最低でも1週間はストレートアイロンは入れない方が良いと思います。

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パーマ落としで美容院に行くという選択肢もある

もうパーマのスタイルにすっかり飽きてしまっている場合は、ストレートパーマでパーマ落としをするという選択肢もあります。

ストレートパーマとは基本的に縮毛矯正とは違い、くせ毛を真っ直ぐにする効果は薄いですが、パーマを落とすことは可能です。

ストレートパーマと縮毛矯正の違いに関しては、下記の記事に詳しく書いてあるので、興味があれば是非参考にしてみてください。

また、パーマがかかりすぎてしまって気に入らない場合は、下記の記事も参考になるかもしれないので是非ご覧ください。