美容室に行きたいけど頻繁にいけない時に伸びてきた白髪って気になりませんか?美容室で髪を染めなくても白髪を目立たなくカバーする方法があるんです!
その方法は大きく分けて3種類の商品を使う方法があります。
具体的には1「分け目、顔周り」に向いているコンシーラー、2「全体」をカバーする白髪用シャンプー、3「薄毛カバー」も同時にできるスプレータイプの3種類それぞれの特徴とデメリットを美容師目線で解説します!
1.分け目、顔周りの伸びた部分の白髪隠しなら白髪隠しコンシーラー
白髪隠し用のコンシーラー(ファンデーションと呼ばれることも)は
①すでに白髪染めをしている方で②根元や分け目の伸びてきた部分の白髪をカバーしたい方にとてもおススメの方法です。
コンシーラータイプは白髪を隠すためのカバー力も高く、伸びた白髪をしっかり隠してくれます。
また、使い方も非常に簡単でメイクでファンデーションをするのと同じ感覚で使えるのも嬉しい特徴です。
美容室に頻繁には行けないけど、白髪に悩んでいる方には助かる選択肢のひとつですね!
ちなみにシャンプーで落ちます!
デメリット:選ぶ商品によってはベタ付く事がある
白髪を隠すカバー力も高く、使い方も簡単で良いことづくめのように感じる白髪隠しのコンシーラーですが、商品の選び方を間違えるとベタ付く事があります。したがって、どの商品を選択するかがとても重要です。
現役美容師でもある筆者としては、美容室でも扱っている『スロウ ヘアカラー コンシーラー』がベタ付きが無くおススメです。
美容師なら知らない人は居ないプロフェッショナル向けヘアカラーブランド『スロウ』の商品だけあって安心のクオリティです。
どれを選ぶか迷ったら是非スロウを試してみてみてくださいね!
2.全体の白髪をカバーしたいなら白髪隠しのシャンプー
俗に言う「カラーシャンプー」という種類の白髪も染められるタイプのシャンプーです。昆布のシャンプーなどが有名ですよね!染まり方はソフトで回数を重ねるごとに徐々に自然な染まり方をしていくイメージです。髪の根元から毛先までの全体に色が入るのが特徴です。
向いている方は
①肌が敏感でヘアカラーができないけど白髪が気になる方②白髪を染めていない方(カラーをしていない方)です。
上で説明している②白髪を染めていない方(カラーをしていない方)については下記で詳しく説明するのでそのまま続きを読み進めてください。
デメリット:白髪のカバー力が弱い
白髪カバー用のシャンプーは白髪のカバー力が弱いというデメリットがあります。「白髪のカバー力が弱い」とはどういうことかというと、
①何度も繰り返し(数日から数週間)使い続けないと効果が実感できないので、急な外出時には対応できない。
②白髪の染まり方が薄いのですでに白髪染めをしていて根元のリタッチ(伸びてきた白髪)をカバーしたい方には向かない。例えば根元2センチ白髪が出ている場合、根元2センチだけ明るく浮いてしまう。
という状態になりやすいという特徴があるのでご注意ください。
また、髪の毛の構造上、中間~毛先に比べて根元の方が染まりづらいのでカラーをしたことがない髪であっても根元だけ明るく(白く)浮いてしまう可能性が高いのもデメリットかもしれません。
根元が明るく浮くのが気になるようであれば、先に述べたコンシーラーなどを併用すると全体が馴染むので改善される可能性が高いのでおススメです!
3.根元の白髪と同時に細毛や薄毛もカバーしたいならスプレータイプ
伸びてきた根元の白髪もカバーしつつ根元のボリュームもアップさせたいならスプレータイプの白髪隠しが有効です。
スプレータイプの特徴は白髪も隠しつつ適度に固まるので薄毛や細毛でペタッとしてしまう髪質にハリ、コシを与えてくれます。
ただし、固まってしまうので全体(中間~毛先)に使用するのにはあまり向いていません。
デメリット:不器用な方には向いていない
スプレータイプの白髪隠しの特徴は
①周囲に飛び散ってしまったり、狙った部分に上手につけられない。②着けすぎると固まってバリバリになってしまう
などの注意点があります。衣服や洗面所を汚してしまう可能性もあるので説明書をちゃんと読んでから使用されることを強くお勧めします!
もしこの記事を読んでいるあなたが不器用な方なのであれば、白髪コンシーラー(ファンデーション)のタイプを選んだ方が良いかもしれませんね!
まとめ
白髪隠しの方法には上記の3種類がオススメです。ただし、あなたの白髪の状態などによってオススメの方法や商品が変わってきます。
また、今回の記事では触れませんがマスカラタイプの白髪隠しも存在します。ただしマスカラタイプの商品は水溶性の物がほとんどで、汗で流れ落ちてしまったり、指に着く可能性も高いので上記のおすすめ3種類からは除外させていただきました。
ご自分の髪の状態を見極めて、ピッタリ合う方法を選ぶための参考にしてみてくださいね!