エクステンションとは地毛に付けることで髪の毛を長く見せる毛束のことです。
エクステンションを日本語に訳すと拡張、延長のような意味があります。またエクステとはエクステンションの略語で、意味は同じです。
エクステンションには編み込むタイプ、ボンドで付けるタイプ、チップと呼ばれる小さな金属で地毛を挟み込んで付けるタイプ、シールなど沢山の付け方の種類があります。
各種あるエクステンションの付け方の種類ですが、そのほとんどが地肌に近い部分の地毛を少量分けとって付けます。
また、ファイバー毛、ヒューマンヘア(人毛)、耐熱毛、などメーカーによって様々な毛束の種類のものがあります。
エクステンションを付ける本数
一般的に髪を長く見せたい場合は数十本~数百本を付けることが一般的です。
エクステンションをつける本数はつける前(ビフォー)の髪の状態によって大きく異なります。
またエクステンションの種類によっても一本一本の毛束の太さが異なるのでそれも付ける本数に大きく影響する要素の一つです。
ただし、メッシュやハイライトのようにカラーをポイントで入れるようなエクステンションの使いかたをする場合(ロングヘアに見せるのが目的ではない)は数本で間に合う場合もあります。
そもそもハイライトとは?という方は下記の記事をご覧ください。
・エクステンションの料金
料金は一本当たり数十円~数百円と幅広く、上記でも説明した付け方の種類と毛束の種類によって大きく変わります。
つまり、
「数十円~数百円」×「数十本~数百円」=「全体の価格」
ということになるので、選ぶ美容室によってかなり価格が変わるので事前に料金を調べたうえでご予約されることをおすすめします。
エクステの乾かし方
エクステンションは本数が多ければ多いほど、そして、ロングになればなるほど乾きづらいという特徴があります。
また、特に編み込みタイプのエクステンションは網目に水分がとどまりやすいので根元が中々乾きません。
・タオルドライをしっかりすると早く乾く
タオルドライとは、タオルで髪と頭皮の水分を取ることを言います。
また、ドライヤーを使う前にマイクロファイバーの速乾タオルを使ってタオルドライすると早く乾かすことが出来ます。
エクステを乾かす手順と長持ちのポイント
①タオルドライをする前に髪の水気をしっかり切る(軽く絞る)。特にファイバー(人毛ではない)のエクステは乾きにくいのでしっかりと。ただし、引っ張らないように注意。
②地肌の水分を吸収するイメージで根元付近をタオルドライする。エクステの付け根はこするとタオルが引っかかる可能性があるので押さえて水分を吸収する。
③中間~毛先はタオルで包んで「ポンポン」とたたく。ゴシゴシこすると絡まるので注意。
④ドライヤーは乾きづらい根元から風を当てる。特にエクステがいっぱいついているいる部分は念入りに。
⑥中間~毛先は絡まりやすいのでドライヤーの合間に数回ブラシを入れる。
基本的にはこの流れですが、エクステのダメージが気になる場合は洗い流さないトリートメントを中間~毛先につけるとエクステが長持ちします。
エクステンションでの美容室の選び方
あなたの近所の美容室がエクステンションを取り扱っているとは限りません。
もしも扱っていたとしても、上記した通り、エクステンションにはさまざまな種類があるため、あなたが望んでいる種類のエクステンションを扱っている可能性は少ないです。
・相談にしっかり乗ってくれる美容室を選ぶ
エクステンションを取り扱っている美容室でも、地毛の髪の色に合わなかったり、質感が合わなかったりすることもあります。
なので、事前のカウンセリングをしっかりしてくれる美容室を探すことをオススメします。
・エクステを外す時も付けたお店へ行く
エクステンションを外すのも、付けた時と同じお店に行くことを強くおすすめします。
なぜなら、付ける方法に種類がいくつもあるのと同じで、外し方も同じだけ種類があるからです。
もし別のお店に行ってしまうと「他店で付けたエクステンションは当店では外せません」とお断りされてしまうことがあり得ます。
・エクステが得意な美容室を探す
エクステンションを売りにしている美容室を選ぶという選択肢もおすすめです。
美容室検索サイトで探す場合は「エリア」を選んでから「エクステ」で検索するとエクステンションを売りにしている美容室を見つけることが出来ます。
エクステンションを売りにしている美容室は通常の美容室に比べ施術にも慣れているので、時間も早い上に品質が高い可能性がるのでおすすめです!。※もちろんサロンによります
エクステンションの地肌への影響
冒頭でも説明したように、エクステンションは地肌付近の地毛からつけるため多少なりとも頭皮に負担がかかります。
頭皮の洗い方や乾かし方などもエクステンションを付けた美容室でアドバイスをもらうようにしましょう。
・エクステのケア方法も地毛と全く違う
地肌のケアの仕方だけではなく、エクステンション自体もケアを怠ると絡まったり、パサパサになったりしてしまいます。
その辺りのケアの方法やどのような商品を使えばいいのかも、美容師さんとしっかり相談することが長持ちのコツです。