美容室の値段はなぜ違う?料金設定と6種類のブランドで自分に合うサロンを探す方法

美容室選び

美容室の料金ってなんで差があるの?」「安いサロンは下手?!そんな疑問を持ったことありませんか?
美容室の料金はヘアサロンが打ち出す6種類に分類されるブランドによって決まります!

6種類のブランドを比較的料金設定が高いサロンから順に分かりやすく説明します!

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料金設定を決めるのはサロンのブランドカラー

美容室の料金設定が決まる一番の要因は立地です。
ですが、地方都市と東京では土地の値段も物価も違いますよね?なので立地意外の要素から料金の違いを説明します。

立地以外で料金設定を決めるのはヘアサロンが打ち出すブランドです。

ブランドと言われるとシャネルやプラダなどをすぐに思い出す方が多いと思いますが、H&Mやユニクロなども立派なブランドです。

東京だけではなく、あなたが住んでいる町の美容室もこれから紹介する6種類のどれかに当てはまるブランディングをしています。

6種類のブランドカラーにあなたの町の美容室を当てはめながら読み進めて、失敗しない美容室選びの参考にしてください!

1:トータルビューティー・サロン

・特徴

技術レベル、居心地の良さ共に、こだわるお客様が多いのでベテランスタッフが多く在籍しています。そのためヘア、ネイル、エステ共に高い技術レベルを維持している傾向が強いと言えます。

この形態のサロンは基本的にヘア部門はヘア専任、ネイル部門はネイル専任、エステやヘッドスパ部門も専任スタッフが担当しますが、お客様から他の部門に関しての質問を受けることもあるので、他の部門の知識も学んでおく必要があります。
そのため、トータルビューティーサロンの美容師さんはヘアだけではなく、ネイルや皮膚のことにも詳しい傾向にあります。

また、立地的には駅前などの便利な場所にあることが多いので通いやすいのも特徴です。

・価格帯

高価格

・メリット

ヘアとネイルの同時施術で時間短縮
他のメニューで別の場所に行かなくて良い

・向いている方

忙しくて時間があまり取れないけど、美容に妥協したくない方に向いています。

ファッションブランドで例えるとエルメス、プラダなどのラグジュアリーブランドが近いイメージです。

2:トレンド発信サロン

・特徴

トレンドを追いかけるだけではなく、トレンドを作り出して発信しているのがこのタイプのサロンの特徴です。

時代の最先端を走っている美容師さんが多いので、美容師さんのファッションもオシャレで個性的です。

基本的に中途採用はせず、修業期間(アシスタント時代)が長くて厳しい傾向にあるので、スタイリストにまで生き残れる美容師さんは技術レベルが高く、カリスマ性があります。

モデルさんを使ってのヘアスタイル撮影なども頻繁に行っているのでスタイリングや似合わせのレベルが高く、メイクやファッションのトレンドにも敏感な美容師さんが多いのもこのタイプのサロンの特徴の一つだと言えます。

・価格帯

高価格

・メリット

トレンドの最先端を知れる
美容師さんも、お客様もオシャレ
そのヘアサロンに通っている事が一つのステータス
カリスマ美容師さん

・向いている方

こだわりが強いオシャレさん、カリスマ美容師にお願いしたい、髪型に妥協を許せない方に向いています。

ファッションブランドで例えるとシャネル、バレンシアガ、イヴ・サンローランなどの他にない個性と上質を併せ持つブランドが当てはまります。

また、サロンモデルを使って撮影会をしているヘアサロンが多いのもトレンド発信サロンの一つの特徴です。サロンモデルに関しては、
関連記事・美容師が明かす!サロンモデルだけの4つのメリットとは??をご覧下さい。

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3:ファミリーサロン(1)

特徴

街やWEBサイトでよく見かけるタイプの美容室です。

街で目につくだけあって競争が激しいので、技術やサービスなどの教育に力を入れているサロンが多く、品質を保つための教育カリキュラムもしっかりしている特徴があります。

また、若い美容師さんでも技術を磨いている人が多いのがこのサロンの特徴です。
お客様に言われただけのことをすると言うより、似合うヘアスタイルを一緒に考えてくれる傾向にあります。
主なお客様の層は30代40代の子育てがある程度落ち着いた、時間と金銭的にある程度余裕がある主婦層と、その家族になります。

・価格帯

中〜高価格

・メリット

安心感
高級感
上質感

・向いている方

オシャレが好き、トレンドも気になる、居心地の良さも重視したい。価格を気にするよりも上質を求める方に向いています。

ファッションブランドで例えるとコーチ、クロエなどの上質な価値を手が届く価格で提供しているブランドが当てはまります。

また、勉強会でカットモデルさんを使ってトレーニングをしたり、撮影会で腕を磨いているサロンが多いのもこのタイプの一つの特徴です。詳しくは下記の記事をご覧下さい。

4:ファミリーサロン(2)

・特徴

キッズスペースが用意されていたり、ベビーカーが置けるように広めの待ち合いが用意されていたりと、若いママさんが来店しやすい設備を整えているサロンも多いのが特徴です。
立地的には、ショッピングセンターの施設内や、郊外型で駐車場完備のサロンが多いのも特徴の一つだと言えます。
主なお客様の層は20代30代の若い主婦層と、その家族になります。

・価格帯

低〜中

・メリット

比較的価格が安い
ヘアスタイルのトレンドも外さない

・向いている方

価格面の安心感と、美容師さんからの提案も欲しい方。学生さん〜若いファミリー層に向いています。

ファッションブランドで例えるとZARA、ラルフローレンなどのカジュアルに挑戦出来てファッション性も高いブランドが当てはまります。

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5:地域密着サロン

・特徴

住宅地や商店街にある、昔から経営しているヘアサロンや、おばあちゃん美容室もこの分類です。
家族経営や個人経営のサロンも多いため、経営者が世代交代すると内装もリニューアルして技術やヘアスタイルも若返る傾向があります。

お店によっては、帰りに雨が降っていたり年配のお客様だと車で送ってくれることなども、まれにあります。(サロンの混雑状況によるので、まれにですが)

そのように臨機応変に暖かいサービスが出来るのも家族経営や個人経営の地域密着サロンだけの特徴です。

・価格

低〜中

・メリット

行きやすい立地、お求めやすい価格帯、顔なじみの美容師さんがいる、アットホームな雰囲気

・向いている方

トレンドやデザインに強いこだわりがなく、近所の情報交換をしたい方にも向いています。日常生活に密着した立地にあるサロンのため、思い立った時にすぐに行きたい方にも向いています。

ファッションブランドで例えるとユニクロ、GAPなどのベーシックなものがいつでも手に入る安心感があるブランドが近いイメージです。

6:価格重視サロン

特徴

美容業界の人から見ても驚きの価格帯のサロンがたくさん出来ています。1000円カットやヘアカラー専門サロンなどがこの分類です。低価格サロンとも呼ばれています。

お店のシステムによりますが、カット専門サロンの場合はシャンプーのサービスが無かったり、ヘアカラー専門サロンの場合はブローがセルフサービスだったりします。

一人のお客様に時間をかけることは難しい価格帯なので、サービスもシンプルで、内装もシンプルです。

また、低価格サロンと言うと技術が下手だと決めつけている方も多いようですが、そうとも限りません。
福利厚生が行き届いていて、美容師さんの労働時間が短い傾向にあるので、出店を控えた独立準備中のベテラン美容師さんが在籍していることも多く、そのような美容師さんに当ると技術力的にも高いです。

しかし、時間的な制約が多いサロン形態なので上手な美容師さんでも細かいオーダーに応えづらいという特徴があります。

・価格

・メリット

安い、早い

・向いている方

価格重視で身だしなみを整えたい方に向いています。また、接客や会話をするのが苦手な方や、居心地の良さよりも短時間で仕上がる事を重視する方向けです。

ファッションブランドで例えるとGU、FOREVER 21などのファストファッションブランドが当てはまります。

まとめ

あなたが住んでいる町の美容室もほとんどが6パターンに当てはまると思います。
例えば上で紹介した「トレンド発信サロン」の中でも、ショートカットのトレンドを発信するサロンや、ヘアカラーのトレンドを発信するサロンなどにさらに細かく細分化されます。

トレンド発信サロンを上手に見つけるにはインスタグラムが手軽で便利です。詳しくは、
関連記事・オシャレな女性が美容室をお得に探すコツはインスタにあり!?をご覧ください!

ご自分に合うブランドを提供してくれるヘアサロンを見つけて、美容室選びの失敗をなくしましょう!

また、カットが上手な美容師さんを見極める方法は、
関連記事・カットで失敗しない!上手な美容師さんに共通する4つの特徴とは?で詳しく解説しているので、そちらも合わせてご覧下さい!