美容室のカウンセリングって苦手ですか?初めて行く美容室や、いつもと違う美容師さんだとカウンセリングってちょっと不安ですよね?
安心してください、美容室で聞かれること、美容師さんが聞きたいことは大体どこのサロンでもそこまで変わらないので、流れを知っていれば大丈夫です!
「美容室のカウンセリングとは?」
「カウンセリングの流れってどんな感じ?何を聞かれるの?」
「カウンセリングでやってはいけないことはある?」
「初めてと2回目以降のカウンセリングの違いはなに?」
「カウンセリングや話すのが苦手な人はどうしたらいいの?」
そんな疑問を現役美容師が徹底解説します。
美容室のカウンセリングとは?
カウンセリングという言葉は元々、悩みを訴える人に対しての相談に応じて助言や指導を行う心理学用語で使われます。
美容室では、お客様の悩みや要望に耳を傾け、髪型や髪質の相談に対して、美容技術を通して悩みを解決する方法を提案したり、スタイリングやヘアケアのアドバイスをすることを指します。
また、いくら美容師さんの技術が優れていくても、カウンセリングが上手く行かないと多くの場合気に入る髪型には仕上がりません。
それくらいカウンセリングは重要ですし、美容師さんによっても上手い下手が分かれる技術の一つでもあります。
ちなみに海外の美容室では、あまりカウンセリングという言葉は使われずコンサルテーションと呼ばれることが一般的です。
美容室でのカウンセリングで美容師に聞かれることとカウンセリングの流れ
カウンセリングの流れは各美容師さんによって違いますが、美容師さんが聞かなければならないことは大体どの美容師さんでも同じです。
人によって最初に聞かれるか、施術中に聞かれるかは別ですが、以下のことを知っていればどのような流れになってもほぼ対応可能だと思うので読み進めてみて下さい。
・カウンセリングシートを書く
ほとんどの美容室ではまず、入店後に受付(電話番号や住所書いたり)を済ませて、カウンセリングシートを書くことが多いです。※カウンセリングシートがない美容室もある
カウンセリングシートは美容室によって多少違いますが、ヘアカラーなどのアレルギーの有無、今の髪の毛の状態で気になる部分はあるかなどのことが書いてあります。
それを元に美容師さんはカウンセリングを始めるので、遠慮せずに書いておいた方が美容師さんにも伝わりやすいので良いと思います。
その後、鏡のある席で美容師さんとのカウンセリングが始まります。
・やりたい髪型は決まっているか?
美容師さんとのカウンセリングでまず最初に聞かれるのが
『髪型をどうしたいのか?』
『やりたい髪型は決まっているのか?』です。
やりたい髪型が決まっている場合は、その髪型を説明したり、髪型の写真がある場合は写真を見せるのも有効です。
もし髪型が決まっていなくても大丈夫です。髪型を決めないで美容室に来店する方も多くいます。
その時は美容師さんが上手にリードしてくれるので、遠慮なく相談してください。
・髪の悩みはあるか?
多くの美容師さんは髪の悩みがあるかどうかを聞きたがります。
例えば、「いつも左側だけはねちゃう」「くせ毛でまとまらない」「ヘアカラーの色持ちが悪い」など悩みがあるなら伝えましょう。
悩みを伝えてもらえれば、その髪の悩みに対しての美容師さんからのアドバイスやアプローチがあります。
また、できる限り具体的に伝えた方が失敗する確率が減らせると思います。
・普段のスタイリングやヘアケアについて
普段のスタイリングやヘアケアについては、美容師さんによっては最初のカウンセリングではなく、施術中やスタイリング中に聞かれることも多いかもしれません。
「洗い流さないトリートメントや、ワックスはつけるのか?」
「コテで巻くことはあるか?」
「ブローはするのか?」
などが代表的な聞かれることだと思います。
また美容師さんによっては、
「シャンプーは朝か夜か?」
「スタイリングにどれくらいの時間をかけられるか?」などを聞かれることもあります。
初めて会う美容師とのカウンセリングでやってはいけないこと
初めて合う美容師さんとのカウンセリングでやってはいけないことの一つが「前回と同じで」です。
前回と切る人が違うのに、前回と同じにはなりようがないので気をつけてください。
また、「おまかせ注文」も初めてではリスクが高いので要注意です。
詳しくは下記の記事にお任せについて詳しく書いてあるのでよろしければ参考にしてみてください。
初めてと2回目以降のカウンセリングは違う
初めて会う美容師さんと、2回目以降ではカウンセリングの内容が少し変わることが多いです。
美容師さんはお客様から聞き出した情報の大切な部分は、カルテに書いていることが多いので、2回目以降はカウンセリングの内容もシンプルになってきます。
つまり、カウンセリングで一番ハードルが高いのは初回だと言えます。それさえ乗り切ってしまえば2回目以降の来店は楽です。
ただし、担当美容師が変わるとまた一からの関係を築かなければいけないので、その点だけはご注意ください。
カウンセリングや話すのが苦手な人は?
美容師さんにもよりますが、多くの美容師さんはたくさん話しかけてきます。
それは別にあなたのことを困らせようと思って話しかけているわけではなく、あなたのことをたくさん知りたいと思って話しかけている訳です。
なぜなら、情報が多ければ多いほどヘアスタイルやサービスの質が向上すると考えている美容師さんがいるからです。
でも、中にはカウンセリングや話すのが苦手という方もいますよね。筆者も美容師になる前はそうだったので、とても気持ちはわかります。
そのような方は割と初期の段階で、「うまく伝えるのが苦手で、、、」「あまり話すのは得意じゃなくて、、、」と予防線を張っておくのがオススメです。
それで美容師さんは嫌な気持ちにはならないですし、もし万が一、それで嫌な顔をするような美容師さんであれば、担当や美容室を変えた方がいいかもしれません
また、人見知りの方が美容室を利用する際に会話を避ける方法は下記の記事に詳しく書いてあるので、もしよければ参考にしてみてください。