アシスタント期間はどれくらい?スタイリストとの違いは?【美容師の下積み】

美容室の仕組みとお役立ち情報

アシスタントさんはどれ位の期間でスタイリストになれるの?これ、実はよく聞かれる質問なんです。
皆さん気になりませんか?

人によっても、お店のシステムによっても全く違いますが、一般論も併せて紹介します。

 
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アシスタントとスタイリストの線引きはサロン次第

 
結論から言うと、アシスタントとスタイリストを分ける線引きは各サロンの裁量です。
 
つまり、極端な話、美容学校卒業(美容師免許取得)したてで経験値ゼロの美容師さんがスタイリストとして髪の毛を切っても法律上全く何の問題もありません。
 
 

技術レベルや経験値に問題がある

 
スタイリストデビューがお店の裁量次第と言っても、美容師という仕事は美容学校を卒業したばかりで経験値ゼロの人が、お客様を満足させられるほど簡単な仕事ではありません。

スタイリストになるためにはカットだけではなく、シャンプー、パーマ、カラー、ヘッドスパ、ヘアセットなど覚えないといけないことが山ほどあるうえに、美容学校で学ぶのはその中のほんの一握りだからです。

 
つまり、法律上の問題はなくても、技術レベルや経験値に問題がある可能性が高いということです。
なので、何の研修や試験もなく美容学校を卒業したばかりの人をスタイリストデビューさせる美容院はほとんどありません。
 
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サロンの基準が甘いと「練習台」と感じるかも

 
サロン側としても技術レベルが低いことが原因で、お客様から悪い評価をいただくということは避けたいと考えています。
 
なので、通常はサロンごとに一定のカリキュラムや試験を設定しています。
それをパスした人がスタイリストになれるという仕組みなのですが、そのカリキュラム自体がサロンごとに大きく異なります。
 
スタイリストデビューに値すると判断する基準が甘いサロンは「練習台にされた!」という印象をお客様に与えてしまうのかもしれません。
 
 

アシスタントからスタイリストになれるまでの具体的な期間

 
具体的には早いサロンで数ヶ月、時間がかかるサロンだと数年間でスタイリストに昇格することができます。

あくまでも筆者個人の知る限りですが、早い美容院で3か月の研修、平均的な美容院で2~3年の試験制、最大で8年かかったという人の話も聞いたことがあります。

 
ただし、サロンの基準以外にもテストの進み具合などの個人差も大きく関わってくるので、サロン単位だけではなく、個人単位でもアシスタントからスタイリストになれるまでの期間は大きく違います。
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アシスタントがスタイリストになるまでの道のり[期間]