「アシンメトリー」や「アシメ」などと言う言葉を聞いたことがありますか?
雑誌などでよく登場する言葉「アシンメトリー」(アシメ)の知られざるバランスの法則と失敗しない注文方法を徹底解説します!
アシンメトリーとは左右非対称のことを言う
アシンメトリーとは日本語に直訳すると左右非対称と言う意味になります。
ヘアスタイルの場合も同じで左右非対称のヘアスタイル(正面から見た左右どちらかが長くてどちらかが短いヘアスタイル)のことを指します。
また、アシンメトリーを略して「アシメ」と呼ばれることもあります。
アシンメトリーに対する対義語シンメトリー
アシンメトリーに対する対義語でシンメトリーと言われる言葉もあります。
シンメトリーとは左右対象のことをいいます。
基本的にほとんどのヘアスタイルは左右対象にカットするので、「アシンメトリー」に比べて「シンメトリー」と言う言葉はあまり使う機会はないかもしれません。
アシンメトリーにはバランスの法則がある
アシンメトリーのヘアスタイルは1対2対3のバランスでカットすると万人に似合いやすいと言われています。
具体的には
前髪の長さ、1
片方のサイドの長さ、2
もう片方サイドの長さ、3
の比率が理想的だと考えられています。
※顔の形などによっては当てはまらないこともあるので美容師さんによく相談しましょう。
また、人間の顔は左右非対称なのでアシンメトリーのヘアスタイルは似合いやすい髪型だともいえます。
ただし、アシンメトリーのヘアスタイルの印象はアバンギャルド(前衛的)になりやすいので、挑戦する前に自分のファッションやライフスタイルに合うかどうかよく検討することが必要です。
また、極端なアシンメトリースタイルに挑戦するのには抵抗がある方は分け目を変えるだけでも似合いやすくなる可能性があります。
アシンメトリー(アシメ)の注文方法と注意点
アシンメトリーという言葉は美容師さんにもなじみが深い言葉なので、ヘアスタイルを注文するときに使ってもほとんどの場合は通じます。
ただし、「アシンメトリー」と伝えただけでは「アシンメトリーのショートスタイルなのか?」「アシンメトリーのレイヤースタイルなのか?」などと幅が広すぎてイメージがわかないので、近いイメージの写真などがある場合は写真を見せながらオーダーすることを強くお勧めします。
また、イメージの写真の準備がない場合は、アシンメトリーという言葉を使わずに、「こっち短め、こっち長めでお願いします。」などと指を指しながら説明した方が逆に伝わりやすい場合もあります。
アシンメトリーの髪型に限らず注文方法を失敗すると、髪型の仕上がりも失敗する確率が増えるので注意しましょう。
アシンメトリーのショートはワックス選びが大切
アシンメトリーのショートヘアはスタイリングしだいでバランスが変わります。
そのため、髪質や髪型に合ったワックス選びがとても大切です。
下記の記事は男性向けに書かれたものですが、ショートヘアの女性にも役に立つ内容なので参考にしてみて下さい。