結婚式や天気が悪い日などにガチガチに固める機会って多くないですか?
ハードワックスやスプレーでガッチリ固める事もあると思います。
強力なワックスやスタイリング剤の落とし方は、二度洗いやクレンジングシャンプーを使う手もありますが、それでは当たり前すぎるので、美容師が選ぶ究極の落とし方の裏技2選を解説します!
スタイリング剤の落とし残しは頭皮トラブルの原因の一つ
裏技の前に知っておいていただきたいのですが、スタイリング剤が充分に落とせず、頭皮についたまま寝てしまうと毛穴を詰まらせて抜け毛、細毛の原因になります。
ハードワックスやハードスプレーなどでガチガチに固めたヘアスタイルって、シャンプーの泡立ちが悪かったり、しっかり予洗いしてもヌメヌメ感があったりと、シャンプーに手こずる事が多いのではないでしょうか?
疲れていると、洗い不足のままシャンプーを終わらせてしまう方もいるかもしれませんが、頭皮の健康維持のためには非常に危険です。
このあと紹介する裏技を使って健康な頭皮を維持して下さい。
1、ブラッシングでワックスやホコリを落とす
シャンプー前の乾いた髪の状態でブラッシング
スプレーやワックスには粘性があるので、ホコリや汚れを引き寄せて吸着しやすくしてしまう性質があるのでブラッシングはシャンプーの泡立ちを良くする上でとても有効です。
具体的には、シャンプー前の乾いた状態で豚毛のブラシなどを使ってブラッシングします。
実はブラッシングで髪の毛の表面に付いたホコリや汚れは80%落とすことが出来ると言われています。
ただし、頭皮の汚れや皮脂を落とすのにはブラッシングだけでは不十分なので、ブラッシングだけで終わらせないでシャンプーもしましょう。
また、ブラシを通せないほどガチガチに固めている場合は次に紹介する方法の方が向いているので、そのまま読み進めて下さい。
2、シャンプーの「前」にリンスでワックスが落ちる
濡らした状態にリンス(コンディショナー)
リンス(メーカーによってはコンディショナーと呼ばれることもありますが基本的には同じ)には、油が多く含まれています。
リンスをシャンプー前につけることで、髪に付いたスタイリング剤の油分を浮かせる事が出来ます。
具体的には、シャンプー前のすすぎ(濡らした状態)でリンスを髪にもみこみます。柔らかくなったら一度すすいでシャンプーをします。
メイクを落とす際のオイルクレンジングをイメージしてもらえると分かりやすいと思いますが、整髪料も原材料の多くは油から出来ています。
油を油で浮かせて落としやすくすることができます。
つまり油分がとれた状態でシャンプーをすることで、泡立ちが良くなりスタイリング剤をサッパリ落とせるというわけです。
また、リンスには他の使い道もあります。詳しくは、
関連記事・裏技!?余ったリンスやコンディショナーの3つの使い道!を合わせてご覧下さい。
それでもワックスを落とせなかったら?
ここまでで紹介した裏技を使えば、どんなに強力なワックスやスタイリング剤でもほとんどの場合は落とすことが可能だと思います。
それでもワックスを落とせなければ、頭皮と髪の毛のクレンジングがおすすめです。
特に炭酸を使ったクレンジングは効果が期待できるので特におすすめの対処法です!
ワックスの落とし方のまとめ
健康な髪は健康な頭皮から育ちます。
頭皮の毛穴が詰まると、抜け毛、細毛だけではなく、くせ毛や傷みやすい髪になる恐れがあります。
また、肌が弱い方だと、洗い残しの整髪料が原因で額や背中に吹き出物が出来る事もあります。
さらに、裏技を組み合わせて、1・ブラッシング、2・すすぎ前にリンス
にするとさらに効果的です。
ぜひ「その日の汚れはその日のうちに」を心がけましょう!
その他、スタイリング関係は、
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