美容室前はシャンプーしてワックスを落とす?先にシャワー派は要注意?

美容室の仕組みとお役立ち情報

美容室に行く前に「自宅でシャワーを浴びてシャンプーした方が良い?」「ワックスをつけていくべき?」って気になりませんか?

答えを先に言うと美容師さん的には「通常は、シャンプーはしてもしなくても、どちらでも構わない」のですが、向いている髪質や美容師さんの得意な技法、カラーの予定の有無によって正解が変わることもありえます!

その疑問に専門的な目線から徹底解説します!

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美容室行く前にシャンプーするかはカット技法で決まる?

あなたの担当美容師さんはドライカット派ですか?それともウエットカット派ですか?

一般的にはあまり知られていませんが、カットの切り方は無数にあります。その中でも大きく分けるとドライカットとウエットカットの2種類のカット技法に分けられます。

乾いた髪を切る事をドライカット、濡れた髪を切る事をウエットカットと呼びます。
つまりワックスをつけたり、スタイリングをした状態で美容室に行くのが向いてないのはドライカット派の美容師さんと言う事になります。

ドライカット、ウエットカットのどちらの方が良いと言う事はなく、共に特徴とメリットがあるので詳しく説明します。

ドライカットとは

乾いた状態の髪をカットします。

・ドライカットのメリット
くせ、髪の流れ、お客様がご自分で乾かした状態に合わせてカットが出来ます。

ドライカット→シャンプー→ブロー→スタイリング
4工程の流れになるので時間が早く終わるのも一つの特徴です。

ウエットカットとは

濡れた状態の髪をカットします。

・ウエットカットのメリット
濡れた状態の髪の毛は切りやすいので、カットのラインがキレイに決まりやすく、正確なカットがしやすいのが特徴です。

シャンプー→ウエットカット→ブロー(場合によっては一度流してからブロー)→整える程度のドライカット→スタイリング
5工程の流れになるのでドライカットに比べて時間がかかります。

美容師さんや髪質によってもカット技法が違う

美容師さんが学んできたカット技法がドライカットであれば乾いた状態から始める事が多く、ウエットカットであれば一度シャンプーをして濡れた状態から始める事が多い傾向があります。

ただし、髪質やヘアスタイルによって合うカット技法が違うので、
例えば「前回はくせを活かすスタイルだったのでドライカットだったけど、今回は縮毛矯正をかけたのでウエットカット」
などという現象があります。

また、美容学校で教わるカット技法はウエットカットで、ドライカットは美容師さんになってから学ぶ技術なので、
ウエットカットは全ての美容師さんが出来る技術で、ドライカットは美容師さんによって得意、不得意が分かれる技術でもあります。

また、カットが上手な美容師さんを見極める方法は下記で詳しく解説しています!

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カラーの日は美容室行く前にシャンプーしていい?

カラーリングをされる場合は直前にシャンプーをしてしまうと、頭皮の皮脂が取られすぎてしまい敏感になるため、カユミやヒリヒリの原因になってしまう事もあります。

ヘアカラーの予定がある日は事前のシャンプーが必要なほどガチガチに固めない方が良いです。
また、カラー直前に自宅でシャワーを浴びる場合もシャンプーは控えてすすぐ程度にした方がよいでしょう。

まとめ

スタイリングして美容室に来店しても、しないで来店してもどちらでも構いませんし、
ドライカット派の美容師さんが「スタイリングして来られると迷惑!」なんて思う事もないので安心して下さい。

なぜなら、美容師さんは普段お客様自身がされているスタイリングの雰囲気を見たいという方も多いからです。

気になるようでしたら担当の美容師さんに「ドライカット派?ウエットカット派?」と聞いてみると普段聞けない美容師さんのカットへのこだわりが聞けて面白いかもしれません!

ただし、カラーの予定がある場合と、シャンプーのサービスがついていないタイプのヘアサロンに行く場合は、スタイリングをしないで行った方が良いでしょう。

カラーの予定がある場合は、自宅でシャンプーをしてからの来店も避けましょう。

また、カラー専門店を選ぶ場合も基本的にご来店時の状態から始めるので、ワックスをつけない方がおすすめです。

シャンプーがついてないサロン、カラー専門店に関しては下記の記事を参考にしてみてください!

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サロンに行く前にワックスつけるのはアリ?ナシ?美容師目線で解説!