コテ(カールアイロン)の選び方がよく分からない?
コテは太さで選ぶのが基本ですが、コスパも重要ですよね?
コテは、ボブ、ミディアム、ロングなどの髪型でも選び方が変わります!
そこで、美容師がおすすめするコテの選び方を徹底解説します!
ゆるふわ?クリクリ?カールの強弱でコテの太さを選ぶ
コテ選びの基本は、理想のカールにあわせて太さを選ぶことです。
コテは太ければ太いほど大きくてゆるいカールが得意です。
逆に、細ければ細いほど強くて細かいカールが作れます。
つまり、ゆるふわカールが理想なら太めのコテを選び、カールをクリっと強めに出したいなら細めのコテを選びます。
ただし、カールの強弱が決まるのはコテの太さだけではなく、髪の長さも関係するので要注意です。
ボブ?ミディアム?ロング?髪型と髪の長さでコテを選ぶ
髪が長い方は太めのコテを、髪が短い方は細めのコテを選ぶのが一般的です。
ただし、髪型によっては少し変わります。
ちょっと専門的な話になってしまいますが『コテに髪を何回転巻けるか?』でカールの出方が変わるからです。
髪型とコテの太さ別イメージ
文章だとわかりづらいので写真付きで例をあげます。※写真はイメージです
・あご下のボブ
・ミディアムヘア
・ロングヘア
髪の長さとコテの太さの関係はこのようなイメージです。
もちろん髪質や巻き方によっても変わりますが、上の写真のように髪の長さとコテの太さ、回転数でカールの強さが変わるという意味が伝わりましたか?
コテの太さに迷ったら26㎜~34㎜を選ぶ
ここまで読んで「ロングヘアのときに買った38㎜は、ミディアムヘアに髪を切ったら使えないの?」と思った方いませんか?
使えないわけではありませんが、ミディアムヘアに38㎜は向いていません。
使っても、あまりカールがつかないでしょう。
26㎜はショート、ショートボブ、ボブ、ロングボブ、ミディアムヘアに、34㎜はロングボブ、ミディアム、ロングヘアに向いています。
つまり、26㎜~34㎜は対応できる髪型の幅が広いので悩んだら26㎜~34㎜を選ぶと失敗しにくいでしょう。
美容院で使う頻度が高いコテも26㎜~34㎜です。
コテはコスパで選ぶ?品質で選ぶ?
コテの価格は安いものだと数千円、高いものだと数万円と10倍前後の値段の差があります。
値段に差がある理由は、高額なコテは髪を傷ませない特殊な構造をしている高機能なものだからです。
頻繁にコテを使うなら高機能で品質が良いもの、たまにしか使わないならコスパ重視で安いものでも良いかもしれません。
どれくらいの頻度で使うかを考えながら、売れ筋ランキングやレビューを参考に選ぶことをおすすめします。
ただし、品質が悪いコテを使うと髪が傷みやすくなります。
価格が安いコテを選ぶなら、洗い流さないトリートメントも一緒に使うと傷みを抑えられます。
コテを使うときの洗い流さないトリートメントの使い方
洗い流さないトリートメントの使い方は
①ドライヤーの前に洗い流さないトリートメントをつける
②しっかり乾かす
③コテ直前は洗い流さないトリートメントはつけない
④コテの後に洗い流さないトリートメントで仕上げる
以上が洗い流さないトリートメントを使うさいの正しい手順です
・コテが苦手な人ほど高品質を選ぶ
美容師をしていて、コテを自分で巻くのがものすごく上手なお客様がいてビックリすることがあります。
話を聞くと、上手な方は皆さん頻繁にコテを使う方です。
「コテが苦手だけど上手くなりたい!」という方は、たくさん経験を詰む必要があるので、高品質なものを選んだ方が良いかもしれませんね!
前髪メインならコテよりもストレートアイロンを選ぶ!
「前髪がまっすぐすぎる!」とお悩みで前髪にすこしカーブをつけたいなら、コテを選ぶよりもストレートアイロンを選ぶ方が良いかもしれません。
その理由と、ストレートアイロンで前髪に丸みをつける方法を下記の記事で説明しているので参考にしてください。
美容師おすすめのコテを選ぶ!
10分間巻き続けても髪が焼けこげないコテって知ってますか?
とりあえず、下の1分間のyoutube動画を見てください!
この動画で実験に使われてるコテは、ヘアビューロンという高機能で品質が良いコテの一つです。
その代わり、価格も高価な商品です。
また、筆者の美容師仲間の間でも人気のコテといえば、やっぱりヘアビューロンです。
180℃のコテを10分間当て続けるなんて、このコテ以外では不可能でしょう、、、
髪のダメージを本気で気にする方、ゴワゴワしやすい方、ブリーチ、デジタルパーマ、縮毛矯正をされている方などにおすすめです。
「熱のダメージは蓄積されるので、コテは良いものを使ってほしい」と筆者も一人の美容師として思っています!