メンズのワックス選び方のコツと美容師おすすめワックス7選!

ヘア関連商品の選び方

「ワックスは髪の硬さで選ぶ!」有名な話ですが、それだけでは完ぺきなワックスの選び方とは言えません!

メンズワックス選び方は①髪質の硬さ②髪の長さ③なりたい雰囲気、の組み合わせで選ぶのが正解です。

美容師がおすすめする7つのワックスも併せて紹介するので参考にしてください!

メンズのワックスの選び方は『髪質×長さ×雰囲気』を考える

・髪質の硬さでワックスを選ぶ

髪質が硬ければ硬いほど、ホールド力が強いハードワックスを選びます。

逆に、髪質が柔らかければホールド力が弱いソフトワックスを選ぶのがワックス選びの基本です。

・髪の長さでワックスを選ぶ

髪の長さで向いているワックスの固さも変わります。

ショートヘアならハードワックスを、ミディアムヘアならミディアムワックス、ロングならソフトワックスやホールド力がないワックスを選びましょう。

ただし、ワックスによって対応できる髪の長さの守備範囲が違います。

特にサロン専売品のワックスは、幅広い髪の長さに対応できる商品がほとんどです。

のちほど『美容師おすすめ!メンズワックス7選』の項目で個別に向いている髪の長さを説明するのでそのまま読み進めてみて下さい。

・なりたい雰囲気と質感でワックスを選ぶ

ワックスは大きく分けて、濡れ髪を再現するウエット系と、乾いた質感のドライ系ワックスの2種類があります。

ウエット系、ドライ系のどちらを選ぶかによって人に与える印象は大きく変わります。
2種類の特徴を知って、なりたい雰囲気に近づけましょう。

ウエット系ワックスの特徴

・束が細い
・ツヤがあって作りこんだ感じの質感が作れます。

ウエット系ワックスが得意な雰囲気と印象

・シャープ・カッチリした・クール・都会的・セクシー

ドライ系ワックスの特徴

・束が太い
・飾らない自然体な感じに仕上がる傾向が強いです。

ドライ系ワックスが得意な雰囲気と印象

・ソフト・リラックスした・ナチュラル・ワイルド・無造作

メンズのワックス選び方、組み合わせ例

ここまでを読むと、髪質、長さ、雰囲気の組み合わせでワックスを選ぶと良いことがわかっていただけたと思います。

つまり、 自分の髪の状態、なりたい雰囲気や人に与えたい印象に合わせてワックスを絞り込んで選ぶだけです。

文章だとイメージが難しいので、いくつか写真つきで例を出してみます。
※写真はイメージです

・「クールな印象のショートヘアで髪質硬め」におすすめワックス

☆選ぶワックス

ホールド力が強めのウエット系ワックスが「髪質が硬めのショートヘアでクールな雰囲気を求める」方におすすめです。

・「無造作なミディアムヘアで髪質は硬め」におすすめワックス

☆選ぶワックス

適度に強いホールド力があるドライ系ワックスを選ぶと「髪質が硬めのミディアムヘアで無造作感を出したい」方には有効です。

・「セクシーな印象の長めのミディアムヘアで髪質は普通」におすすめワックス

☆選ぶワックス

あまりホールド力がないウエット系ワックスは「髪の硬さが普通で長めのミディアムヘアをセクシーに仕上げる」のに役立ちます。

美容師おすすめ!メンズワックス7選

ここまででワックス選びのポイントは理解していただけましたか?

ここから美容師おすすめのメンズワックス7つを紹介しますが、7つのワックスの特徴を相関図にまとめたので、下の相関図と各ワックスの特徴を見比べると自分に合うワックスを見つけられると思います。

7つのおすすめワックスはホールド力が弱い商品から順番に紹介します。

また、表記されている価格は楽天市場での価格を参考にしています。

・プロダクト オーガニック ヘアワックス

プロダクト オーガニック ヘアワックスは、オーガニックにこだわるナチュラル志向の方にピッタリの商品です。
髪にウエット感があるツヤと、まとまりを与えてくれます。

特徴:
・ベタつかない
・ハンドクリームやリップクリームとしても使えるほどの安心感
・男性だけではなく、女性も使っている方が多いので彼女や奥さんと一緒に使える
・安全性が高いので子供でも使える
・保湿効果が高く、スタイリングしながらヘアケアできる

ホールド力:0.3

ウエット感:3.8

注意点:
トップのボリュームを出す髪型や、動きを出す髪型には向きません。
ホールド力はほとんどないので「ウエット感は欲しいけど、固まるのはイヤ」という方に向いています。

向いてる髪質:普通~柔らかい
向いてる髪の長さ:ミディアム~ロング

価格:約1400円~(42g)

クチコミ&購入先:楽天・プロダクト オーガニック ヘアワックス

・ナカノ タント ライトハード

軽めのホールド力で、ナチュラルな毛先の動きや束感を作れます。
また、濡れ髪にならない程度にツヤが出せます。

特徴:
・時間がたってからでもリセットしやすいホールド力
・ガチガチにならない程度にキープできる
・セットした後でも指を通せる
・伸びがいいのでコスパがいい

ホールド力:2.5

ウエット感:1.5

注意点:
髪質が固くて動きが出にくい方や、ベリーショートにはホールド力が物足りないかもしれません。

向いてる髪質:普通~柔らかい
向いてる髪の長さ:ミディアム~ロング

価格:約800円〜(90g)

クチコミ&購入先:楽天・ナカノ タント ライトハードワックス

・ニゼル ドレシア ジェリーH

強いホールド力で、ウエット感と躍動感を表現できます。
スクワラン配合でキラリと光るようなウエット感が特徴です。

特徴:
・ポンプ式で使いやすい
・少量でもキマル
・シャンプーでサラッと落とせる
・パーマスタイルに色気を出したいときに向いている

ホールド力:4.0

ウエット感:4.5

注意点:
乾燥しすぎた髪に使うと、ウエット感をあまり感じられないことがあります。

向いてる髪質:硬い~柔らかい
向いてる髪の長さ:ショート〜長めのミディアム

価格:約1200円〜(90g)

クチコミ&購入先:楽天・ニゼル ドレシア ジェリーH

・ピース フリーズキープワックス

強いホールド力で使いやすいワックスを探しているならコレです。柔らかめの髪から硬めの髪まで幅広い対応力で、迷ったらこのワックスを選べば期待に応えてくれます。

特徴:
・くせ毛との相性も良い
・もちろん直毛もOK
・多くの美容院で使われている理由は、幅広い髪質に対応できるから

ホールド力:4.2

ウエット感:1.5

注意点:
柔らかい髪質でも使えますが、柔らかい髪質の方は少なめにつけた方が良いでしょう。
柔らかい髪質につけすぎるとベタつきを感じることがあります。

向いてる髪質:硬い~柔らかい
向いてる髪の長さ:ベリーショート〜ミディアム

価格:約1000円〜(80g)

クチコミ&購入先:楽天・ピース フリーズキープワックス

・ロレッタ メイクアップワックス6.5

束感が出しやすく、立体感がある無造作ヘアを作るのが得意なワックスです。
太めの束感で柔らかい雰囲気を演出してくれます。

特徴:
・強いホールド力で長時間キープできる
・ホールド力は強いけど、バリバリにはならない
・水と混ぜてつけるとパーマスタイルにも向いてる
・伸びがいい

ホールド力:4.2

ウエット感:0.5

注意点:
柔らかい髪質の方が使うとベタつきを感じることもあるので注意です。「硬い髪だけど、見た目は柔らかく見せたい」というショートヘア~短めのミディアムヘアに向いています。

向いてる髪質:硬い~普通
向いてる髪の長さ:ショート~短めのミディアム

価格:約1300円〜(65g)

クチコミ&購入先:楽天・ロレッタ メイクアップワックス6.5

・アリミノ メン フリーズキープ グリース

パリパリしないのに、かなりハードなホールド力が特徴です。
ワックスではなく、グリースなのでお湯で落とせます。

特徴:
・テカテカしないウエット感で男らしい仕上がり
・バーバースタイルならやっぱりグリース
・スーツに合わせるビジネススタイルから、カジュアルな2ブロックまで使える

ホールド力:4.5

ウエット感:4.0

注意点:
サラッと落とせるかわりに、雨や汗には弱いので天候に要注意です。

向いてる髪質:硬い~普通
向いてる髪の長さ:ショート~ミディアム

価格:約1400円〜(100g)

クチコミ&購入先:楽天・アリミノ メン フリーズキープ グリース

・スパイス ネオ フリーズ キープワックス

ワックス界で最強クラスのホールド力なので、ベリーショートで髪質が硬くても使えます。
「髪質が硬すぎてワックスが効かない!」という方でも大丈夫です。

特徴:
・とにかく強いホールド力で24時間キープできる
・ツヤが出すぎないのに、パサパサにもなりづらい
・動きが出にくい硬すぎる髪質でも対応できる

ホールド力:4.8

ウエット感:1.0

注意点:
ミディアムヘアには向きません。ショートヘア向きです。また、ショートヘアでも髪質が柔らかい方はつけすぎないように気をつけてください。

向いてる髪質:すごく硬い~普通
向いてる髪の長さ:ベリーショート~ショート

価格:約1000円〜(100g)

クチコミ&購入先:楽天・スパイス ネオ フリーズ キープワックス

ワックスにこだわるメンズは2つ使い!

「伸ばし途中で今までのハードワックスは固すぎるけど、ミディアムワックスは柔らかすぎる!」と感じることってありませんか?

そんなときは2つ使いでミックスするのがおすすめです。

伸ばし途中以外にも髪型を変えた後などにも、ワックスの2つ使いは美容師の中では常識です。

もちろん2つ使いするときも①髪質の硬さ②髪の長さ③なりたい雰囲気、の組み合わせでワックスを選ぶのは忘れないようにしてくださいね!