デジタルパーマかかってない!5つの原因と対策!未然に防ぐ方法とは

デジタルパーマ

せっかくデジタルパーマをかけたのに「かかってない」「ゆるすぎる」!

時間も料金もそれなりに必要なデジタルパーマでの失敗は避けたいですよね?

美容師さんも同じ気持ちです!

デジタルパーマの失敗「かかってない」を解決する5つの対策と、失敗を繰り返さないための3つの方法を徹底的に説明します!

かからなくて悩んでいる方も、失敗を未然に防ぎたい方にも必見です!

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考えられる5つのデジパが「かかってない」原因と解決策

「デジタルパーマはかかりが良い」と言われがちですが、
直毛が強い方はかからない・ゆるすぎる事がよくあります。

普通のパーマ(コールドパーマ)でかかりづらい髪質の方は、デジタルパーマもかかりずらいという特徴があります。

また、デジタルパーマは技術的に難易度が高く、髪質の見極めも難しいので失敗の多い技術の一つでもあります。

原因・1、デジタルパーマの薬剤が効いてない

薬剤の強さの選定ミス、または放置時間が足りていない事が原因です。

対策・デジタルパーマをかけなおしてもらう

・デジタルパーマをかけた美容室に電話して、かけ直しをお願いしましょう!
ほとんどの美容室は1週間以内であれば、かけ直しに応じてくれるはずです。

えり足や、右側だけユルいなどの場合も遠慮せずに電話しましょう。
部分的なかけ直しにも対応してもらえると思います!

かけ直しってちょっと気まずいと思う方は下記の記事が参考になるかと思います。

余談ですが、デジタルパーマ、コールドパーマ共に右側がかかりづらい(髪の流れの影響、体温の違いなど諸説ある)のは多くの美容師さんが経験していることで、パーマに詳しい美容師さん達の間では「パーマ右側問題」などと呼ばれしばしば話題になります。

原因・2、ロッドの温度、時間が足りていない

・デジタルパーマはロッド(カーラーのようなもの)が温まってパーマがかかります。
温度が低すぎたり、加温時間が短すぎるとかかりが悪く、取れやすい原因になります。

対策・デジタルパーマをかけなおしてもらう

1、でも述べましたが、かけ直しが必要です!かけてもらった美容室に連絡しましょう。

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原因・3、ゆるくかかっているけどスタイリングで上手く出せていない

美容師さんが乾かすと上手くいくのに、自分でやると上手くいかないのがこのパターンです。

対策・美容師さんにスタイリングのアドバイスをしてもらう

スタイリング方法を聞きに行きましょう!

美容師さんはプロなので、当然上手に出来ますが、デジタルパーマに慣れないうちは特に再現するのは難しいものです。
スタイリング方法をアドバイスするのも、分かりやすく説明するのも美容師さんの仕事のうちなので、聞きに行くことは何も迷惑な事ではありませんので安心してください。

また、あくまでもヘアスタイルによりますが、ゆるめのデジタルパーマは出すのが難しいので、少し強めにかけてもらうのもパーマを出しやすくするための一つの方法です。

デジタルパーマの場合は、長さやヘアスタイルによってはスタイリングが難しく感じる事があります。詳しくは下記の記事が参考になるかもしれません。

原因・4、髪がダメージしすぎてパーマがダレてしまう

・濡れているとしっかりカールが出るのに、乾かすとパサっとダレてしまったり、
チリチリ、ボワボワと膨らんでしまうのは、ダメージが原因の可能性が高いです。

対策・かけ直せるか、切るしかないか相談する

乾かすとダレてしまうパターンは「かけ直せる」「切るしかない」の2種類の状態が考えられます。

・かけ直し可能な状態
デジタルパーマをかける前の髪質がくせ毛で、根元から毛先までボワっとだれて広がってしまうパターンの場合は、
原因1と2で説明した、かかりが足りない可能性が高く、その場合は一見ダメージに見えますが、本当はかかりが弱くてくせが出てしまってることが考えられるのが一つ目のパターンです。

その場合は、原因1、2と同じなので、かけ直しで対応が可能です。

・切るしかない(かけ直せない)状態
乾いた状態だと毛先の見た目がチリチリして触ると硬い、濡れているとトロトロしている場合が二つ目のパターンです。

その状態は、ダメージがありすぎて、かけ直してもそれ以上良くなることはありません。

二つ目のパターンは、残念ながら毛先をカットする必要があるかもしれません。

トリートメントで補修すれば、ある程度まとまりが良くなることはありますが、完全な状態にはならないので一度美容師さんに診断してもらいましょう。

もし、洗い流さないトリートメントでデジタルパーマを修復したいのであればオイルタイプよりもミルクタイプのほうがパーマが出やすくなる可能性は高まるのでおためしください。

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原因・5、カットが原因でパーマが出しにくい

・意外と知られていませんが、パーマが上手くいくかどうかはカットによって左右されます。

全く段が入っていないカットや、重すぎるカットだと動きが出づらいため、パーマをかけても上手く出せないことや、スタイリングが難しいことがあります。
また、カットに合わせてパーマを巻くのでカットが勉強不足だとパーマをかけてもステキにはなりません。

稀に、パーマだけで来店されるお客様を見かけますがパーマとカットは二つで一つだと考えて下さい。

対策・カットのお直しが必要か見てもらう

段を入れるスタイルにするとパーマは出やすくなります。ただし、ヘアスタイルによっては、どこにどのように段を入れるのが一番ベストなのかが変わるので、カットが上手な美容師さんを探しましょう。

また、デジタルパーマ・コールドパーマ共に、カットのベースがおかしいとパーマをかけてもヘアスタイルは変ですし、パーマでどの部分にどれくらいのボリュームを出すかを逆算しながらカットをします。

つまり、パーマが上手な美容師さんはカットも上手、カットが上手な美容師さんはパーマも上手だと言えます。

カットが上手な美容師さんを見極めるコツは、
関連記事カットで失敗しない!上手な美容師さんに共通する4つの特徴とは?を参考にして下さい!

デジタルパーマの失敗「かかってない」を未然に防ぐためには

ちゃんとかかる、長持ちするために意識した方が良いことを紹介します

1、かかりづらい、かからなかった経験がある事を美容師さんに伝える

本来は美容師さんが見極めるべき事なのかもしれませんが、部分的にかかりづらい場合などは特に見極めは困難です。
ステキなヘアスタイルを手に入れるためにも、美容師さんのためにも伝えてあげると親切です。

2、勉強熱心な美容師さんを探す

ブログやホームページに、「パーマが得意」と書いている美容師さんはきっと勉強熱心です。なぜなら、パーマは修得難度が高いからです。
また、「ヘアケアマイスター」という認定試験が美容業界では有名で認定試験に合格している美容師さんであれば知識も充分なので安心出来ます。

また、ヘアサロン検索サイトでパーマが得意な美容師さんを探す場合は「エリア」を選択した後に「パーマが得意」で検索すると良いかもしれません。

3、パーマ、デジタルパーマ前は重めのトリートメントは避ける

パーマ、デジタルパーマの数日前からはしっとり系の重めのトリートメントはお休みした方が良いとされています。
特に根元、中間の比較的健康な部分はパーマがかかりづらいのでトリートメントで過剰にコーティングをしてしまうとかかりにくくなります。

また、普段シリコンが入ったシャンプーを使っているとパーマのかかりが悪くなるという説もあります。美容室が開発しているノンシリコンシャンプーに変えてみるのも一つの手段かもしれません。

リンク先:ZACC監修・シャンプー&トリートメント

まとめ

美容室でお直しでの対策
・かけ直す
・スタイリング方法を教えてもらう

ご自分で出来る対策
・スタイリング方法を練習する

二度と繰り返さないためには
・かかりづらい髪質であることを美容師さんに伝える
・慎重な美容師さん選び
・しっとり系のシャンプーやコンディショナーを控える

デジタルパーマは難易度が高い施術です。かける場合は、技術的に信頼できる美容師さんかどうかをしっかり見極めてからオーダーしましょう!

また、直毛すぎて悩んでいる方は、
関連記事直毛5つの髪の悩みと具体的解決策!「こけし」とは呼ばせない!も合わせてご覧下さい!

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