美容師さんのコンテストってどうなの?受賞歴がある人は上手?

美容師選び
写真提供:SiSTA(シスタ)

「コンテスト受賞歴あり! 」美容室のホームページなどで見かけたことありませんか?

受賞歴がある美容師さんは実際のところ上手なのでしょうか?一般的に知られていないコンテストの真実、、、
コンテストの受賞歴で美容師さんを選んでみたい方はぜひ参考にしてください!

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美容師のコンテストとは?大きく分けて3種類

美容師さんのコンテストには大きく分けて、カットコンテスト、フォトコンテスト、ウェブコンテスト、の3つのコンテストがあります。

1・カットコンテスト

たくさんの美容師さんが1つの場所に集まって、制限時間内でカットの技術を競うコンテストの形式です。

カットコンテストと言う名前ですが、審査の基準はカットだけではなく、ヘアスタイルとモデルさんが似合っていること、ヘアスタイルと衣装などの世界観がマッチしていること、世界観とヘアカラーが合っていること、などの基準で審査されます。

審査員はテレビや雑誌業界紙等で活躍する、いわゆるカリスマ美容師と呼ばれる複数の有名美容師さんが務めます。

また、次のトレンドを発信するという意味合いで、とんがった(前衛的な)ヘアスタイルが多く、玄人好み(美容師好み)のヘアスタイルが選ばれる傾向にあります。

カットコンテストの規模は様々で、小規模なもので数十人、大規模なものになると千人を超える美容師さんが参加するコンテストまであります。

ギネスブック公認の世界最大カットコンテスト

外部リンク・壮絶すぎたぜ!「ユナイテッドダンクスコンテスト」

2・フォトコンテスト

コンテストの運営側に事前に写真を送り、審査結果の発表はパーティー会場やホールなどで行われる写真審査のみのコンテスト形式です。

また、基本的な審査基準と、審査員の構成は上記したカットコンテストとほぼ同じです。
ただし、当然ですが制限時間がないのでより細部まで作り込むことができます。

日本で権威性が高いコンテストといえば代表的なものはJHA(ジャパン・ヘア・ドレッシングアワード)があります。

JHAは、主に美容業界の業界紙に掲載された作品からグランプリが選ばれるため、そもそも作品がノミネートされるためのハードルが高く、必然的にレベルが高いコンテストになります。

権威あるフォトコンテスト「JHA」

外部リンク・JHA

3・ウェブ上でのコンテスト

ここ数年で急速に増えてきたコンテストがウェブ上でのフォトコンテストです。

主に美容室検索系ポータルサイトが運営しており、ポータルサイトのサービスを利用している美容師さんが参加します。

上に挙げた2つのコンテストとの決定的な違いは、美容師ではない一般のポータルサイトユーザーが審査をすることです。
選ばれる作品も、お客様目線に近いナチュラルなヘアスタイルです。

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コンテストで受賞歴がある美容師さんは上手?

結論から言うと、コンテストで受賞歴がある美容師さんは、上手な方が多い確率は確実に高いといえます。

なぜなら、コンテストに入賞するためには圧倒的な勉強量と、ヘアーデザインにかける情熱が必要だからです。

また、上記で紹介した3種類のコンテストの、どのコンテストで受賞するにしても、技術力、デザイン力、トレンド感、の全てが揃わない限り受賞はできません。

そもそも、コンテストに挑戦する美容師さんは意外と少なく、全美容師の1割にも満たない程度です。
そして、受賞できるのは、さらにその中の数%なので、コンテストでの受賞歴がある美容師さんは、かなり上手な方が多い可能性が高いと言えます。

写真提供:SiSTA(シスタ)・原 博人 氏

番外編:美容師のコンテストにはヤラセがあるって本当?

美容師のコンテストでヤラセや裏があるという噂がささやかれることがありますが、恐らくほとんどのコンテストは正直に運営されていると思います。(100パーセントとは断言できませんが)

コンテストにヤラセがないと言える理由は、大きく分けて二つあります。

1.審査員の信用に関わる

上記でも述べた通りコンテストの審査は基本的に有名美容師が行うことがあります。

その際に明らかにデザインや技術的に劣っている作品が上位に入賞してしまうと、審査員の信用が著しく落ちてしまうからです。

2.ギャラリーのほとんどは美容師

コンテストの形式にもよりますが、ほとんどのコンテストでは見学に来るギャラリーは美容師です。

特にカットコンテストなど、その場で審査を行う形式の場合は、技術やデザインに優れた作品(モデル)の周りは人だかりが出来ます。

それを無視して誰も周りに集まっていない作品を上位に入賞させることは不自然すぎて難しいと思います。

まとめ

美容師さんが挑戦するコンテストには上記で紹介したように大きく分けて3つのタイプがあります。

どのタイプのコンテストにも、挑戦するにはヘアスタイルに対する情熱や努力が必要です。

受賞歴がある美容師さんは上手な方が多いですが、たとえ受賞を逃したとしても、挑戦しているだけでも勉強になるのがコンテストの良い部分です。

ヘアスタイルにこだわりが強く、上手な美容師さんじゃないと満足できない方は、コンテストの受賞歴で美容師さんを探すのも1つの方法です!

おまけ

今回、ステキなヘアスタイル写真を提供していただいた原 博人 さんは世界最大のカットコンテストを始め様々なコンテストでの優勝経験を持つ超実力派!

そんな原さんが自由が丘にヘアサロンSiSTA(シスタ)をオープンしました!

超実力派の技術を体験したい方はホームページをチェックしてみて下さい。

外部リンク・SiSTA(シスタ)自由が丘

ACCESS 東京都世田谷区奥沢7-2-3 エラン自由が丘1F
OPEN 10:00 – 19:00 CLOSE Tuesday

TEL 03(6432)1080


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