「セニング(すきバサミ)」は髪を傷めるのか?美容師が解説

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美容師さんに、いっぱいすいて(量を減らして)もらったらなんか髪が痛んだ気がする、なんて方いらっしゃいませんか?

実は美容師をしていて、お客様から聞く声で割と多いのがこの問題です。

本当にすきバサミが原因なのか考えられる理由を美容師が解説します。


テキストが苦手な方は下記動画をご覧下さい。

1 .すきバサミの構造上傷んでみえる

美容師さん以外にはもしかしたらあんまり馴染みがないかもしれませんがすきバサミの構造ってイメージつきますか?

すきバサミは、ハサミの刃の片方がクシ(櫛)のようになっていて、クシの先端が刃になっているというような構造です。

つまり、クシの隙間に入った髪の毛は切られないということです。

櫛状になっている部分の間隔は等間隔で規則正しい配列になっています実はこの構造が傷んで見える一つの原因になっています

2.すきバサミが向いてない髪質に使うと傷んで見えることもある

等間隔で規則正しい配列になっているということは言い換えると均一に髪の毛の量を救うことができるということです。

均一に髪の毛の量をすくことができると言うととても良いことのように聞こえますが実はデメリットもあります。

そのデメリットとはすきバサミが向いていない髪質に使うと傷んで見えるということです。

具体的にすきバサミが向いていない髪質というのはどういう髪質かと言うとズバリくせっ毛です。

3.くせ毛にはすきバサミが向かない人が多い

なぜくせ毛の方にすきバサミが向いていないかと言うと、均一にすかれてしまうすきバサミに対して、人間の髪の毛は均一に癖があるわけではないので、癖が強い部分も弱い部分も同じようにすかれてしまうというのがデメリットです。

なぜ均一に好かれてしまうことがデメリットなのかと言うと例えば下に向かって生えているくせ毛も、上に向かって生えているくせ毛も同じようにすかれてしまうため上に向かって生えているくせ毛がピンピン出てきて傷んでいるように見えることがあります

もちろん美容師さんの技術ですきバサミの入れ方を工夫すれば防ぐことはできますが、その辺りにあまり工夫がない美容師さんに当たってしまうと傷んでしまう可能性は高いかもしれません。

※一言でくせ毛といっても様々なタイプがあるので、全てのくせ毛に向かないわけではありません

4.一昔前のタイプのすきバサミは髪を傷める可能性が高い

一般的にあまり知られていませんが、すきバサミのテクノロジーは日々進化しています。

2019年現在主流のすきバサミは第3世代のすきバサミが最新で、第1世代第2世代に比べると圧倒的にダメージが少ないのが特徴です。

逆に第1世代のすきバサミ(日本ではあまり見かけなくなった)は控えめに言っても最悪で、切られている感覚もジャキジャキ音がするほどあからさまに傷んでいるのが感覚を通じてわかるほどです。

5.はさみ自体のメンテナンスが行き届いていなくて髪を傷めることがある

その他に考えられるのは、単純にすきバサミ自体のメンテナンスが行き届いていない場合です。

特に、研ぎに出すべきタイミングなのに切れ味が悪いまま無理してハサミを使い続けると髪の毛を傷める原因になります。

以上のことを踏まえて、美容師さんを選ぶ際は髪質を見極めて髪質似合うすきバサミの使い方をしてくれて、かつハサミのメンテナンスをしっかりしている美容師さんを選ぶとダメージが軽減できる可能性が高まります。

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MY SALON 編集部

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